楽譜が読めなくても大丈夫……
なわけではないと思う。
よく、ギター教室の宣伝文句でみるよね
「初心者歓迎 楽譜が読めなくても大丈夫︎」
まぁ、初心者なんだから楽譜が読めないのは当然。
ただ、
ずぅーっと楽譜が読めなくても大丈夫か?
ってことだけど……
結論から言うと、
楽譜が読めるようにならないと上達しませんよ。
台本が読めない役者さん、
字が読めないアナウンサー、
じゃ、困るでしょう?
楽譜とは、音楽の設計図。
簡単なコードだけ鳴らして、それで良し、とするなら、読めなくても、まぁ大丈夫かも知れない。
でも、わざわざ教室に通うぐらいだから、そんな単純なプレイだけじゃなくて、それなりに高度なことをやりたいんじゃないだろうか?
そのためには楽譜が読めた方がいい。
耳はキョロキョロ出来ないけど目はキョロキョロ出来る。
長年の指導経験から言えば、
楽譜を読んでいる人と、読めないままの人では、
上達の度合いが全然違う。
また、しっかり五線譜を読んでいる人とタブ譜しか読めない人も、はっきりと差がついてしまう。
楽譜アレルギーの大人に多いのは、
「楽譜ってすごく難しい」
という思い込み。
実は、ゆっくり段階的に読み方を覚えて行けばそれほど難しくはないんだよね……
ただ、
「すごく難しい、自分には無理なんじゃないか」
っていう思い込みが邪魔をして、途中で挫折したり、そもそも最初から逃げちゃったり、
ってのが多いんだと思う。
いつか気が向いたら、
「アマチュアギタリストのための読譜講座」
みたいな本でも書いてみようかな……
気が向いたらね……